2018年に独立100周年を迎えたエストニア。バルト三国のひとつで、IT先進国としても知られています。
2011年にエストニア出身の指揮者、パーヴォ・ヤルヴィが新しい夏の音楽祭「パルム音楽祭」のレジデンス・オーケストラとして「エストニア・フェスティバル管弦楽団」を創設しました。このオーケストラの特色は、ヨーロッパの一流オーケストラで活躍する演奏家と、エストニアの才能ある若手奏者の融合体であるということです。
「私の長年の夢。それはエストニアの若手とスターが交流し、親密でハッピーで非常に質の高い音楽を奏でる。そんなフェスティバル的なオーケストラをつくることでした」とマエストロ。
その願いは叶えられ、「アバド指揮ルツェルン祝祭管の演奏に匹敵する」という公演評(アーツ・デスク誌)にもあるように、世界的に注目を集めています。
ソリストに迎えるのは、ますます深みを増し聴く者の心をとらえて離さないヴァイオリニスト、五嶋みどり。みどりさんは今年2018年のパルム音楽祭で同楽団と共演しています。息の合った演奏に期待が高まります。
曲目は4曲。エストニア出身の二人の作曲家、ペルトとトゥールの小品と、シベリウスのヴァイオリン協奏曲、そしてシベリウスの交響曲の中でも人気の高い第2番です。
マエストロ・パーヴォ(ヤルヴィ家は音楽一家なので、お名前で呼ばせていただきます)の夢のオーケストラ、エストニア・フェスティバル管弦楽団。このブログでもたっぷり紹介していきます。
チケット発売スケジュールは、下記の公演の詳細をご覧ください。
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パーヴォ・ヤルヴィ指揮 エストニア・フェスティバル管弦楽団
2019年4月28日(日)15:00開演
公演概要はこちら
写真: ©Kaupo-Kikkas
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