「４オケの４大シンフォニー2021」　４者４様！ “古典をめぐる旅”

「４オケの４大シンフォニー2021」 2021年4月17日（土）は 、４人の作曲家による四つのシンフォニーをお届けします。テーマは「古典をめぐる旅」。時代も個性も異なる４人ですが、クラシカルで明快な春らしい作品がそろいました。

日本センチュリー交響楽団×久石譲（首席客演指揮者＝2021年4月就任！）
ベートーヴェンの交響曲 第８番は比較的古典的な形式で書かれていて、小ぶりで明るく、軽快な作品ととして愛されています。

大阪交響楽団×オーラ・ルードナー（客演指揮者）
メンデルスゾーンは古風な形式を好んで使い、「古典主義的ロマン派」と呼ばれた作曲家。交響曲第４番「イタリア」も例外ではありません。

関西フィルハーモニー管弦楽団×飯守泰次郎（桂冠名誉指揮者）
ときに複雑で難解と言われることもあるシベリウスの交響曲ですが、第２番はカンタービレなメロディに満ち、最も親しまれる１曲です。

ショスタコーヴィチの場合、事情はやや異なります。ソ連共産党から前衛的な作風を批判されたため、交響曲第４番を取り下げ、代わりにこの第５番を発表しました。わかりやすく古典的なスタイルが功を奏し、名誉挽回を果たします。

もう一つ、おもしろい偶然の一致があります。
メンデルスゾーンの４番とシベリウスの２番は、いずれも作曲家のイタリア旅行中の印象から生まれました。メンデルスゾーンのさわやかで明るい曲想、シベリウスの牧歌的な雰囲気。あなたのイタリアのイメージと重ねてみてはいかがでしょうか。

2021年4月17日（土）14:00開演 会場：フェスティバルホール

チケットご購入はお電話またはWebで
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221（10:00-18:00）
https://www.festivalhall.jp（要事前登録）

top

Outline
Category