指揮:大植英次 Eiji Oue
写真/飯島隆
大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー名誉指揮者。
1956年広島生まれ。桐朋学園で齋藤秀雄に指揮を師事。1978年、小澤征爾の招きによりアメリカ・タングルウッド・ミュージック・センターで学び、同年ニューイングランド音楽院指揮科に入学。ラリー・リヴィングストンに師事するとともに、クラウディオ・アバド、サー・コリンデイヴィス、クルト・マズアらのマスタークラスにも参加、アーティスト・ディプロマを獲得。タングルウッド音楽祭で恩師レナード・バーンスタインと出会い、以後世界各地の公演に同行。1980年タングルウッド音楽祭クーセヴィツキー賞、1981年ザルツブルク・モーツァルテウム指揮者コンクール第1位およびハンス・ハリング・ゴールドメダルを受賞するなど数々受賞している。
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ Osaka Shion Wind Orchestra
写真/飯島隆
1923年(大正12年)に誕生以来『Shion(しおん)』の愛称で親しまれている交響吹奏楽団。2015年3月に「大阪市音楽団」より「Osaka Shion Wind Orchestra」と改称。クラシックからポピュラーまで誰もが楽しめるコンサートを展開し、各都市での演奏会や吹奏楽講習会、CD録音など、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注いでいる。これまでに3度の大阪文化祭賞、日本民間放送連盟賞、日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞、大阪芸術賞、なにわ大賞を受賞。現在、音楽監督に宮川彬良、芸術顧問に秋山和慶が就任している。
大阪フィルハーモニー合唱団 Osaka Philharmonic Choir
写真/飯島隆
大阪フィルハーモニー交響楽団の専属合唱団として1973年創立、2023年に創立50周年を迎えた。定期演奏会などの主催公演をはじめ、他楽団の演奏会にも広く出演。これまで、朝比奈隆、大植英次、尾高忠明、井上道義、C.デュトワ、R.エリシュカ、L.スラットキンほか、多くの指揮者と共演。2015年7月から合唱指揮者に福島章恭が就任。2018年9月には、ライプツィヒのトーマス教会において初の海外公演となるバッハ「ロ短調ミサ」の演奏を行った。
岸和田市少年少女合唱団 Kishiwada-city boys’ and girls’ chorus
1988年に設立し、小学3年生から高校3年生の少年少女たち約50名が在籍。毎週日曜日、岸和田市立文化会館で練習に励み、日本の愛唱歌から海外の合唱曲まで幅広いレパートリーに取り組んでいる。これまでに29回の定期演奏会をはじめ、いずみホール特別演奏会や欧州公演を開催。「マタイ受難曲」「火刑台上のジャンヌ・ダルク」「カルメン」「カルミナ・ブラーナ」の児童合唱でオーケストラと共演を果たしている。
老田裕子 Yuko Oita(ソプラノ)
神戸市出身。透明感のあるあたたかい声でオペラの主要な役を演唱、宗教曲のソリストとしても活躍している。日本音楽コンクール歌曲部門入選、飯塚新人音楽コンクール第1位、松方ホール音楽賞大賞。クリティッククラブ奨励賞、兵庫県芸術文化奨励賞受賞。マーラー作曲「子供の不思議な角笛」全曲演奏に対し文化庁芸術祭音楽部門新人賞を受賞。大阪国際フェスティバルでゼッダ指揮「ランスへの旅」コリンナ役を演唱し、その美声と自由な技巧を評価された。東京文化会館舞台芸術創造事業「歌劇:ヴォルフ イタリア歌曲集」では歌曲とオペラの融合という新たな形を演唱した。同志社女子大学、武庫川女子大学、大阪音楽大学非常勤講師。関西二期会会員。
清水徹太郎 Tetsutaro Shimizu(テノール)
京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。第33回飯塚音楽コンクール第1位、第82回日本音楽コンクール入選他多数上位入賞。文部科学大臣賞、平成29年度坂井時忠音楽賞、平成30年兵庫県芸術奨励賞他多数受賞。「カルメン」「ボエーム」「魔笛」「夕鶴」「オテロ」「サロメ」「ラインの黄金」「メデア」等、50演目以上のオペラに主要役で出演。指揮者からの信頼も篤く、C=エッシェンバッハ指揮「千人の交響曲」、チョン=ミョンフン指揮「第九」、A=ゼッダ指揮「スターバトマーテル」等、テノールソリストとして国内外で活躍。藤原歌劇団員、びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー。兵庫県音楽活動推進会議員。京都市立芸術大学、大阪音楽大学、滋賀大学各講師。
青山貴 Takashi Aoyama(バリトン)
東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオ及び新国立劇場オペラ研修所修了後、渡伊。オペラでは、二期会『ナブッコ』タイトルロール、日生劇場『魔笛』パパゲーノ、びわ湖ホール『ラインの黄金』&『ワルキューレ』ヴォータン、『ジークフリート』さすらい人、『ファルスタッフ』タイトルロールや、新制作で話題を呼んだ、新国立劇場『ニュルンベルクのマイスタージンガー』フリッツ・コートナー等で出演している他、本年3月にびわ湖ホールで上演された『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックスでも高い評価を得た。またコンサートソリストとしても「第九」をはじめ、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」等で活躍。二期会会員
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